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パッティングの基本

6 一体にしてスウィング


Lock & Rock とはパター、両手、手首、前腕、上腕そして両肩全てがパッティングストローク中一つのユニットとして動くことを意味しています。そうすることで良いスウィングプレーンを保つことが出来、エラーの原因を少なくすることができます。

グリップ圧、ボールポジション、パターの長さ、とセットアップが正しく出来れば、パターヘッドは垂直から約10度傾斜したスウィングプレーンに沿ってテイクバック出来るでしょう。

両肩、両腕、両手首、そして両手が一体となって、肩甲骨の間の背骨(パッティングストロークの回転軸 )を中心として回転すると垂直から約10度傾斜したパッティングのプレーンと同じになります。

一体化した動きを作るためには、両腕はリラックスした状態で伸ばし、両手首が折れることや回転しないこと、これらが助けになります。生徒さんにはストローク中パターヘッドの動きを眼で追わないように、眼がボールを見続けている(できればボールの飛球線の反対側か飛球線の反対側のグリーンを見続けていることでも同じ効果があります。

このボールの飛球線の反対側のポイントをストローク中見続けることと、頭を動かさないことで身体の動き、インパクトの時のスウェーを阻止することができます。そうすることでインパクトゾーンでの一定したパターヘッドの加速とパターヘッドがいつも正しいプレーンに沿っていることを保ちます。生徒さんたちがインパクト後も数秒間、できればもう少し永く飛球線の反対側の点を見つめ続けるよう指導してください。放たれたボールの行き先を見たい誘惑は自然です。しかし、もし早く見たり、見たいがために身体が動いてしまったら、プレイヤーは理想のポジションから外れてしまい、パターヘッドの角度に影響を与えてしまします。

スムーズなテイクバックが出来るようにするには、生徒さんはストロークの始動を片手でするように想像します。これは思考プロセスであって実際の身体の動きではありません。しかし、次第に心理的に片方の手が主導するようになってきます。

バックスウィングのタイミング(それに続くフォーワードスウィングも)とても重要です。でも指導者はまず生徒さんが完全にワンピースがテイクバックとダウンスウィングが出来、スウィング中両目が一定のポイントを注視して、スウィングのインパクト後もその箇所を見続けられるようにしてください。

生徒さんがワンピースな動きが出来るようになったら、次の基本インプレーンスウィングに進む時です。



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