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パッティングの基本

4 ボールポジション


ボールポジションと身体の位置関係によって、パットの方向とボールのロールの安定性に著しく影響を与えます。例えばもしボールがパターのスウィングアークの最低点より前で打たれた場合、パターヘッド下方に動きイフェクティブロフトが少なくなります。同じように最低点を過ぎたところで打たれた場合にはイフェクティブロフトは増えることになります。

でも、ボールポジションがスウィングアークの中で極端な位置でなければ決して重要ではありません。事実、ゴルファーがフォーワードプレスをしたり、またはシャフトが後傾した状態でインパクトを迎えるようであれば、インパクト時のヘッドの孤を修正しなければなりません。

もっと重要なのはボールポジションがどのようにインパクトでのパターフェースの角度に影響を与えるかです。もし、パターが正しいアークでプレーンに対して手首の回転もなくスウィングできたら、パットのターゲットラインに対してパターフェースはオープン(正しいボールポジションの手前でボールを打った場合)もしくはクローズ(正しいボールポジションを過ぎたところで打った場合)になり、ボールは想定したラインに対して右か左に行ってしまいます。

ですから、セットアップでのボールポジションが一定していることはとても大事です。

初めのボールポジションはパターフィッティングの時と同じにしましょう。両目の真下で両足の中心から約2センチ目標側です。これでパターフェースが両目の真下になります。

このボールポジションはパターフェースのもっとも効率のよい場所(スウィートスポット)でボールに当てることができます。インパクトの時、パターヘッドが低重心であればスウィートスポットの真ん中か少し上でインパクトします。

たとえば、スタンスの中でボールの位置が飛球線方向にかなり移動していると、パターはストロークの自然な孤に従いかなり地面から上昇してスウィートスポットより下でボールに当たり、力の伝達がうまくいきません。もう一方の不都合はセンターラインからかなり遠いことによって、セットアップの安定性を保つことが難しくなります。それは両足の中心が両目の下ではなくなるからです。

次に、ボールは両足から常に一定の距離でセットされないといけません。この位置はつま先から約20センチで両目の真下です。ボールの位置が両目の真下であることでパターヘッドを飛球線方向に正しくセットすることを助けます、同時にパターヘッドの軌道と同じスウィングプレーンにボールが位置していることになります。再度確認しますが、一貫性と効率を高めることがゴールです。常に同じ位置でセットされるボールポジションが一貫性と効率を高めることに導きます。



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