フェースロフトとヘッド軌道
フェースロフト
パターの定義で説明したように、パターのロフトは10度を超えることはできません-そうでなければパターとは認められず他の違ったデザイン定義によることになります。
良いパターのほとんどのパターのロフトは4度くらいから2度のロフトで収まります。
ボビー・ジョーンズが使用していたパター(カラミティー・ジェーン)は8度のロフトがあり、そのロフトは遅いグリーンでの使用に適していました。
早いグリーンでは遅いグリーンほどロフトが大きい必要がありません。競技で使用されるグリーンのスピードは4度のロフトが効果的なスティンプメーターで11~13フィートの速さです、このロフトは特に試合の後半で踏圧が多くグリーンにかかった後などでは効果的です
水平面でのヘッド軌道 Horizontal Head Path
インパクト時の垂直面でのヘッド軌道はロフトによる影響ほどではありませんが、ボールの出る方向への影響があります。前にお話ししたように、ヘッド軌道がパットの飛球線を横切るパットでは、フェース角度による方向への影響のほうがボール位置を横切る軌道よりも3倍から4倍誤差が大きくなります。
同様にインパクト時のパターのロフト角はボールの飛び出し角度に影響があります、パターヘッドのボールへの角度が上昇、下降してインパクトを迎える時より3倍から4倍誤差が大きくなります。