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パター テクノロジー

9 パターを統括するルール


“パターは主としてパッティンググリーン上で使用されるためにデザインされた、ロフト角が10度以下のクラブである”

-2016 Rules of Golf

パターはサンドウェッジ、ドライバー、トラブル用クラブ(フェアウェイタイプウッド、バフラー、ギンティー、チッパー)と同じように、ユティリティークラブで、特別な目的のためにデザインされていて、スウィングウェイトや、総重量、シャフトの硬度、長さなどが他のクラブの持つ性格と共通性を持つ必要がないクラブです。

ルールはパターに寛容で、アイアンやウッドには許されていないある形状を持つことを許されている、ロフトが10度以下の制限がそれに加えられました。 この条件はパッティンググリーン周辺か、パッティンググリーン以外での効果的な使用を難しくしました。

パターはパッティンググリーンでの使用を目的にデザインされたものですが、ルールブックの中には、特定の場所で、特定のクラブを使用するようには規定されていません。 ですから、バッグの中のどのクラブでパット出来ますし、パターでコースの何処からでも他のクラブでするようにショットすることも出来ます。そうしたほうが良いとは言いませんが。

ゴルフのルールはパターをクラブと判断しており、例外事項を除き他のクラブと同じ規則が適用されます。

・ パターは他のクラブと同様に伝統と習慣に沿った形状と構造のものでなければならない。

・ パターは概して単純な形状でなければならない、しかしフェース以外のヘッドを貫通する穴は例外的に許されている。

・ パターは簡単に調節できるものではないこと。

・ パターは10度以上のロフトを持つことが出来ない。

・ パターは他のクラブと同様に鉛直面から10度以上のライ角度を持っていなければならない。

・ シャフトは鉛直線に対し前方(飛球線方向)で20度以下、後方に10度以下でなければならない。

・ パターには長さの上限の制限はないが、0.457メートル(18インチ)以上の制限はある。

・ シャフトはヘッドのどの部署に取り付けても良い。

・ ネック、あるいはソケットまでの距離は曲がりの軸線に沿って、ソールから5インチ(127mm)以下でなければならない。

・ パターのグリップは横断面に凹面が無く、左右対称で、グリップの長さ全体にわたって概して同形であることを条件に、円形でない横断面(平面)を持つことが出来る。

・ パターは2つのグリップを持つことが出来る、ただしどちらも横断面が円形であること、両グリップは少なくとも1.5インチ(38.1mm)以上離れていなければならない。

・ グリップはシャフトの上端まで達していなければならない。

・ グリップの軸線はシャフトの軸線と一致している必要はない(他のクラブは必要)

・ パターは両面に打面(フェース)を持つことが出来るが、両面の性格が同じで、互いに向かい合うようになっていなければならない。

・ ヘッドのヒールからトーまでの長さは7インチ(177.8mm)以下でなければならない。

・ ヘッドのソールからトップまでの長さは、認められている全ての機構を含み、2.5インチ(63.5mm)以下でなければならない。

・ スプリング効果の制限はパターには適用されない。(ゴルフ規則:付属規則クラブのデザイン4-c-( i )参照)

・ フェースは硬くて堅牢なものでなければならない、著しくボールの動きに影響を与えない限り、溝などを持つことが出来る。

・ ヒールからトーまでの長さはフェースから背面までの長さより長くなければならない。

・ フェースのヒールからトーまでの長さはヘッドのフェースから背面までの長さの3分の2以上なければならない。

上記した項目を手引きとして念頭に置いておいてください、もしパターの適合性に疑問がある場合はR&Aに連絡し、助言を求めることを強くお勧めします。





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