プレイヤーがアドレスをとり実際にボールを打つような素振りをしたとき、パターバランスはフィーリングと関係します。トーとヒールにウェイトがシャフトの軸に対し対象に分散されたパターではバランスのとれたパターに感じます。
しかしながら、重心がシャフトの軸から多少離れていてシャフトの軸がパターのヒールにある場合にはパターヘッドの先が左右に振れて切り返しの時にヘッドが必要以上に回転してしまいます。これはほんのわずかのぎこちない感覚で数値化することはできないものでフィーリングと呼びます。
スウィングウェイトバランス-往々にしてパターのバランスに対しても話題になりますが-絶対に避けるべきことです。スウィングウェイトについて話をする必要があるのは-往々にして乱用されることがあり疑問なのですが-パター以外のクラブについてです。スウィングウェイトは試行錯誤から派生したシステムの慣性モーメントで(ある軸に対しての角加速度への抵抗力を示し)そしてそれはフルスウィングをするときに重要なことなのです。
パターにとって最も重要な重量はヘッド重量です。パターで実際の仕事をする最後の部分でスウィングの安定性を得るためにどのようにすればよいのかを学ぶ必要があります。
永い試行錯誤を経て、パターヘッドの重量は350グラムが最適であると発見されました。重いヘッドや軽いパターも試されましたが、常に戻るのは何が一番効果的であるかという点でした。
グリーンのスピードによってパターの重量を変えたほうがよいと提案するかたもいますが、決してよいアイデアではありません。パターの重量を変えることは全体的なフィーリングを変えることになり、プレイヤーはその度ごとに変わった重量に対応するフィーリングやリズムを構築しなければなりません。パッティングには変化しやすいことが多くあり、それにまた別のことを加えるのは良いと思いません。